近年、パチスロの攻略情報や関連記事を読んでいると、必ずと言ってよいほど「有利区間」という言葉を目にすると思います。
言葉の意味を考えると、プレイヤーに不利な印象を受ける方も多いのではないでしょうか?
私も、パチスロデビューしたての頃は、『有利区間があるなら”一撃で万枚”・”大量出玉獲得!”など不可能なのでは?』と思っていました。
しかし、「有利区間」を正しく理解し活かすことで勝率を上げ、パチスロをより楽しめます。
この記事では、有利区間の基礎知識から立ち回り、有利区間が大量出玉獲得のカギとなるオススメ機まで詳しく解説。
「有利区間」の意味を正しく理解し、立ち回りに活かして行きましょう。
- 有利区間の基礎知識
- 有利区間を使った立ち回り
- 有利区間が味方に付くおすすめ機種
有利区間とは「AT・ARTなどの抽選を有利に受けられる区間」

有利区間の基礎知識
有利区間とは、『AT・ARTなどの抽選を有利に受けられる区間』のことを指します。
一般に、AT・ART・ボーナス中のことを「有利区間」と表現する場合が多いです。
逆に、通常時は「非有利区間」と表現されます。
しかし、機種によってはAT・ART・ボーナス・CZ以外は全て「非有利区間」であるわけではありません。
有利区間はいつから導入された?
初めて有利区間の概念が登場したのは、2017年の「5.9号機」の導入からです。
それまで設置されていた旧機種は、爆発的な出玉性能を持ち、まさにスロットの黄金時代を築き上げました。
その高い射幸性と依存度を緩和するため、規制として導入されたのが「有利区間」です。
導入初期の有利区間の内容
導入初期の、有利区間の概要を簡単にまとめると以下のとおりです。
- 有利区間への移行1回あたり最長1500Gまで
- 一撃は最大3,000枚まで(超えそうな場合は強制終了)
- 有利区間の滞在比率は上限70%(1000G消化した場合、最大で700Gしか有利区間に滞在できない)
- 有利区間の滞在中は必ずプレイヤーに告知(ランプ点灯など)
- 有利区間の移行率に設定差を設けてはいけない
- 有利区間から転落した場合はAT・ARTが即終了
5.9号機で導入された有利区間は、「獲得枚数の制限」と「有利区間が一定の間隔で途切れることによる万枚頻度の激減」を目的とした規制です。
そのため、「プレイヤーにとって不利」という印象を与え、5.9号機の盛り上がりはイマイチでした。
6.5号機の有利区間の内容
6号機以降も、有利区間の採用は継続して行われていますが何度かのレギュレーションの変更を経て、現在の6.5号機は以下の内容で導入されています。
- 有利区間への移行1回あたり最長4000Gまで
- 有利区間の滞在比率に上限はなし
- 滞在中の告知義務の撤廃
- 有利区間の移行率に設定差を設けてもOK
- 差枚数最大2,400枚の獲得で強制終了
6.5号機に採用されている有利区間の大きな特徴は、「有利区間滞在比率に上限がない」「有利区間の移行率に設定差がある」「差枚数で最大2400枚獲得」の3点です。
また、有利区間が終了するタイミングは以下のとおりです。
- 4000G消化時
- 差枚2,400枚獲得時
- 設定変更・リセット時
- 機種ごとに設定された条件を満たしたとき(規定ゲーム数消化・AT・ボーナス終了時など)
特に、「機種ごとに設定された条件」をしっかりと把握しておくと台選びの目安にできるので、有利に立ち回れるでしょう。
有利区間ランプについて
有利区間ランプとは、「プレイヤーが有利区間に滞在していることを告知」する機能です。
有利区間ランプは、有利区間の開始時に点灯し、終了が近づくと異なるサインを発してプレイヤーに知らせる重要な役割を担っています。
有利区間の導入初期は、プレイヤーに対して有利区間の滞在を告知する義務があったため、ほぼすべての機種に有利区間ランプが設置されていました。
しかし、現在の6.5号機には有利区間の告知義務がないため、有利区間ランプが搭載されていない機種も多く見受けられます。
有利区間の特徴は機種のタイプによって異なる
パチスロ機種のタイプによって、有利区間の特徴は異なります。それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
Aタイプ(ノーマルタイプ)機
ジャグラーシリーズに代表される、Aタイプの機種には有利区間は存在しません。
リアルボーナスのみで出玉を増やすAタイプの機種には、AT・ART・疑似ボーナスといった抽選がないため有利区間の概念が必要ないのです。
パチスロ6.5号機(AT・ART機)
6.5号機の有利区間は、前述のとおり最大4000G・最大獲得枚数が差枚2,400枚です。
6.5号機の有利区間における最大のポイントは、「差枚数」でカウントされる点です。
例えば、朝イチで1,000枚投資した時点でATに突入したとします。
6.4号機までの規定であれば、2,400枚獲得した時点で有利区間が強制的に切られていました。
しかし、6.5号機から採用されている現在の規定では、投資した1,000枚分も回収した約3,400枚を獲得した時点でエンディングを迎えて有利区間が終了する形になっています。
スマスロ機
スマスロ機種の有利区間には、ゲーム数の上限がありません。
そのため、スマスロ機の有利区間が切れる条件は、主に「差枚数2,400枚獲得」となります。
また、スマスロ機は1日の稼働で累計19,000枚獲得すると「コンプリート機能」が作動して、その日の稼働が終了します。
有利区間切れはプレイヤーにとって有利?不利?

有利区間切れは、プレイヤーに有利に働く場合が多いです。
導入当初は、プレイヤーにとって不利に働いていた有利区間ですが、改正を経て現在では不利な要素は取り除かれました。
以下で、詳しく説明をしていきます。
一撃の最大出玉が制限!?
有利区間は、前述したとおり本来は大量の出玉と、それに伴う大きな射幸感を抑制するために定められた規制です。
そのため、有利区間への突入1回あたりの獲得枚数が制限されています。
しかし、レギュレーションの変更を経て緩和された現行の規定では最大出玉のカウントが「差枚数」での計算となり、プレイヤーにとって不利な要素は取り除かれました。
投資枚数も合わせて回収できるので、有利区間切れ=不利というわけではありません。
有利区間切れが「上位ATのトリガー」
スマスロ機に限定した話にはなりますが、有利区間が切れた際に上位ATに直行・上位ATを賭けたCZに移行します。
攻略情報などで、『エンディング消化後○○(上位AT・CZなど)に移行』となっている場合がこのケースです。
上位ATは、純増数・継続ゲーム数などが通常のATに比べてかなり優遇されている場合が多く、パチスロで大きく勝つ上で重要なポイントになります。
導入当初は、プレイヤーにとって不利な規定であった有利区間ですが、現在ではパチスロをより楽しむ要素の1つと言ってよいでしょう。
有利区間切れを味方につける!おすすめ機種5選
有利区間を活かして立ち回りができる、おすすめの機種5選を紹介します。
ラインナップは以下の通りです。
- からくりサーカス(スロット)
- 犬夜叉2(スマスロ)
- Re:ゼロから始める異世界生活(パチスロ)
- 沖ドキゴールド
- チバリヨ2(スマスロ)
からくりサーカス(スロット)

純増 | 約2.8枚/1G(上位AT中は約7.6枚/1G) |
---|---|
初当たり確率 | 1/564~1/447 |
機械割 | 97.5%~114.9% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
「パチスロ からくりサーカス」は、ATのみで出玉を増やすゲーム性です。
AT「からくりサーカス」中に突入する「激情ジャッジ」を3回成功させることで突入する上位AT「超からくりサーカス」は、超高純増&高ループ率を誇ります。
獲得枚数が、差枚2,400枚に近づくとエンディングの突入抽選が行われ、エンディングに突入します。
エンディング後は、成功率約50%で上位ATに突入するCZ「運命の一劇」に移行します。
基本的には、「運命の一劇」を契機に非有利区間に転落しますが、通常時の歯車カウンターを引き継いでいる場合は、有利区間の継続が確定します。
「運命の一劇」終了時や、その状態の空席を発見した場合は必ず歯車カウンターを確認しましょう。

犬夜叉2(スマスロ)

純増 | 約5.0枚/1G(AT中は約1.8枚/1G) |
---|---|
初当たり確率 | 1/435~1/313 |
機械割 | 97.6%~114.9% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
「犬夜叉2」は、初当り時はAT「ブッた斬りSRUSH」に直行。AT中にボーナスを引くたびに、ボーナスストック個数がアップしていきます。
有利区間のリセット条件は、差枚2,400枚到達時と「ボーナスゲットゾーン」突入時の一部です。AT完走時(差枚2,400枚獲得時)はエンディングに移行します。
エンディング到達後は、「ブッた斬りボーナス」を獲得、消化後に「ボーナスゲットゾーン」に移行します。
「ボーナスゲットゾーン」は、当選したボーナスは全てBIGとなり、上位AT「奈落決戦」とのループ率は約82%です。
Re:ゼロから始める異世界生活(パチスロ)

純増 | 約8.0枚/1G |
---|---|
初当たり確率 | 1/523.8~1/333.8 |
機械割 | 97.4%~113.3% |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
「Re:ゼロから始める異世界生活」の特徴は、約8.0枚/1Gの超高純増です。
AT獲得までの道のりは、決して簡単なものではありません。だからこそ、「有利区間の知識」が立ち回りに活きてきます。
AT突入を賭けたCZ「白鯨攻略戦」・AT「ゼロからっしゅ」終了後に、「コンビニステージ」に移行しなかった場合は有利区間の継続が確定し、次回の天井ゲーム数が軽くなります。
前述の場合は、遊技を継続しましょう。逆に、台選びの際にこの状態の空席を見つけたら狙いどころです。
沖ドキゴールド

純増 | 約3.0枚/1G |
---|---|
初当たり確率 | 1/299.6~1/237.0 |
機械割 | 97.2%~108.1% |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
「沖ドキゴールド」は、基本的に通常時に告知が発生すればボーナスが確定。天国モードに移行していれば、32G以内にボーナスが連チャンします。
移行後のモードは、天国(約1,300枚)<ドキドキ(約2,000枚)<超ドキドキ(約2,600枚)の順に期待できます。
さらに、次回が天国モード以上確定の「金ドキモード」も存在します。
「沖ドキゴールド」には、有利区間ランプが搭載していないため見た目での判別は不可能です。
2,400枚+差枚分の出玉獲得で有利区間が切れるので、獲得枚数とおおよその投資枚数を把握しておきましょう。
有利区間終了後は、「金ドキモード」突入のチャンスです。このチャンスをモノにできれば、理論上は上限無く連チャンの継続が可能です。
チバリヨ2(スマスロ)
純増 | 約3.0枚/1G |
---|---|
初当たり確率 | 1/328.1~1/224.9 |
機械割 | 97.3%~114.9% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
「チバリヨ2」のボーナス突入契機は、主に毎ゲームの直撃抽選・チェリー成立時の抽選・チェリー回数天井・規定ゲーム数です。
ボーナスは、REG・BIG・スーパーBIGの3種類あり、ボーナス消化中はBIG以上の1G連を抽選しています。
また、天国・赤パトモード・虹パトモードに移行すれば32G以内のボーナスが確定します。
さらに、虹パトモード後に必ず移行する「リミットレスモード」は
- ボーナスループ率約88%
- 有利区間がボーナスごとにリセット
- ボーナス当選時の約15%で虹パトモードに移行
と、かなり強力な特徴を持っています。
有利区間に関するQ&A
2,400枚規制と何が違うの?
2,400枚規制とは、5.9号機〜6.4号機に適用されていた導入当初の有利区間のことを指します。
現在、適用されている有利区間は「”差枚数”で2,400枚までの出玉性能」であることに対し、導入当初は「最大出玉が2,400枚」と制限されていました。
つまり、投資枚数がカウントされずに有利区間が終了するため、プレイヤーにとって不利な条件でした。
有利区間が切れるとどうなるの?
6.4号機以前の機種の場合は、強制的に通常時に戻ります。
6.5号機・スマスロ機の場合は、緩和された有利区間の規定が適用されているため、有利区間が切れた際、それを契機に恩恵を得られる場合が多いです。
スマスロで完走するには?
スマスロ機に採用されている有利区間のリセット条件は、「獲得枚数が差枚で2,400枚に到達」となっています。
基本的に、獲得差枚数が2,400枚に到達するとエンディングが発生し、有利区間の完走(リセット)となります。
スマスロ機の多くは、有利区間リセットを契機に上位ATに突入などの恩恵が得られます。
有利区間を意識してうまく立ち回ろう!
導入当初は、出玉獲得を制限し、プレイヤーに不利に働く規制であった「有利区間」。
しかし、幾度のレギュレーションの緩和により、今ではパチスロをより楽しむ要素・攻略の目安となっています。
- 有利区間の基本的な知識をしっかりと身につけること
- 機種によって異なる有利区間の突入・リセット条件を把握すること
上記の内容を意識することで、勝率を上げ効率的な立ち回りが可能になります。
台選びの基準や、ヤメ時の判断の1つに有利区間を活かし、パチスロをより楽しいものにしていきましょう。

